皆さんはいつもどれくらいの真剣度で、恋人とお付き合いしていますか? 付き合うからにはもちろんいちずに相手のことが好きだし、結婚だって視野に入れたいと思う人が多いと思います。
でも彼から「ごめん、まだムリ」なんていわれた日にはどうすればいいのでしょうか??
男のいう「ごめん、まだムリ」……その言葉の本当の意味は??
でもこの「ごめん、まだムリ」って定型句、果たして彼の真意はどこにあるのでしょうか。その言葉のうしろにある男性心理についてリサーチしてみました。
自信のなさのあらわれ
結婚にしろ、あるいは同棲にしろ、男が「まだムリ」というのは、まだ自分にはそれだけの素質がそなわっていないという本能的な自信のなさのあらわれともいえます。彼女のことはもちろん好きだし、大事に思っている――でもだからこそ「彼女を幸せにしなきゃ」というプレッシャーを人一倍強く感じてしまうのでしょう。年齢的に、あるいは社会的・経済的に、もっと広くいえば「男として」、まだ自信が持てない、彼女を幸せにできる確信が持てない……と心のなかでは思っているのです。
とはいえ、自信がないということをストレートに表現するのはプライドが傷ついてしまうようで、“ムリ”ってひと言に気持ちを要約しているようです。
将来のことについて、なんの考えもない
20代・30代の女性なら、誰だって恋愛中に結婚を意識することがあるはず。それは子どもを産む性ということもあり、年齢的な制限についても現実的に考えざるをえないからです。
ところが男性は拍子抜けするほど、そうした将来のことを考えていないことがよくあります。「今楽しいから、当分このままでいいんじゃない」と楽観的な気分でいて、ほんとうに将来のことについて、なんにも考えていないこともあるのです。
もちろんほかにも要因はあります。学生なら「今は勉強が第一だから」、働きだしたら、「今は仕事に集中したいから」、という便利ないいわけがなんとなく通用してしまうのもその一因。もっともらしく聞こえますが、
「じゃあ、いつになったらもっと真剣に私とのこと考えてくれるの!?」
と怒りが湧いてくることもあるでしょう。昇進、転職、あるいは○○歳になったらプライベートをもっと真剣に考える――と冷静にタイムフレームを決めて考えている男性は、意外と少ないものです。
“なんとなく現状維持”……そんなスタイルがかたまっていると、なかなかふんぎりがつかなくなって、ダラダラと先延ばしに。付き合っている男性がそんなタイプだと、ヤキモキしてしまうかもしれません。
彼からその台詞をいわれても、自分を責めたりしないように!!
自分はせっかく将来像をあれこれ模索しているのに、彼からこんな台詞をいわれて、落ちこんだり、自信をなくしたりしていませんか? でもその必要はないでしょう。このタイプの男性はきっと、どんな女性が相手でも“ムリ”といって煮えきらない態度をとるものです。
そんな男性とどこまで付き合うかはあなた次第。彼の心の準備ができるまで辛抱強く待つもよし、見切りをつけるもありでしょう。
いずれにせよ、その言葉のうしろにはどんな心理が隠されているのか、知っておいて損はありません!