脚を組むことによって引きおこされるリスクとは? なぜ脚を組んではいけないの? 脚を組むのはNGだってよくいうけれど、その理由を知っていますか?
なぜ脚を組んでしまうのか?
身体的な理由から脚を組んでいる場合
脚を組むからカラダがゆがんでしまうと思っていませんか? でもじつは、それは大きな間違い。知り合いの整体師さんに話を伺ったところ、カラダがゆがんでいるせいで脚を組んでいることが多いそうなんです。
つまり、カラダが脚を組んでいる姿勢の方が楽だと感じてしまっていると。脚を組み続けることでさらにゆがみが大きくなり(カラダが楽な姿勢を求めて)また脚を組んでしまうという悪循環に陥るんだそうです。普通に座るよりも脚を組んで座った方が楽だと感じている人はそうそうに骨盤矯正をした方がいいかもしれません。
歩き方、立ち方、普段よく座るイスにもカラダをゆがませる理由があるかも。なお、組む脚を定期的に変える(左脚が上とか右脚が上のように)行為は姿勢の改善にはならないそうです。むしろカラダのゆがみが複雑になって、その矯正に時間と労力がかかるようになるだけの絶対にNGな行為なんだそうですよ。
心理的な理由から脚を組んでいる場合
ストレスを感じているとき、緊張しているとき、反対にリラックスしているときも脚を組むことが多くなります。それが癖になってカラダに定着してしまえばカラダのゆがみを治さない限り改善は難しいとのことですから、できる限り早めに対処したいものですね。
脚組みが引き起こすリスク
身体的リスク
姿勢が悪くなるだけでなく、内臓の位置がずれることにより各内臓の機能も衰えてしまいます。それだけでなく肩こりや首こり、腰痛も引きおこします。生理痛や生理不順といった不調にも繋がるため、女性はとくに気をつけなければなりません。
美容面でのリスク
骨盤がゆがむことで、ぽっこりお腹の原因に! さらに血流やリンパの流れが滞って脚が太くなってしまうんだそうです。つまり下半身太りってことですよね? これは辛い……。
リスクがわかれば止められる
なにごとも理由やリスクがわからないままでは、ズルズルと悪習慣を続けてしまいがち。でも、それらを知っていれば意識的に脚を組まないように気をつけるので負の連鎖も断ち切れるんですよね!
以前、某エステサロンの店長さんが「うちのスタッフには脚を組ませない。姿勢も崩れるし、なにしろ太ってしまうから。さらに老廃物が溜まればセルライトのボコボコができる、それはエステティシャンとして失格だ」とおっしゃっていました。恐ろしすぎる脚組み、これでも続けますか?