毎日しているシャンプーですが、今ヨーロッパを中心に異変が! それは「シャンプー→トリートメント」ではなく「トリートメント→シャンプー」と順序を逆にした「トリシャン」が美髪になれると話題を呼んでいます。その理由と効果とは?
ヘアダメージの深刻化
カラーリングやパーマ・ヘアアイロンの普及により、さまざまなヘアスタイルを楽しめるようになった現代。しかしそのぶん、ヘアダメージは深刻化しています。シャンプーのあとにトリートメントをするのが普通ですが、髪が傷んでいる方は髪を軋ませる原因に。欧米では髪質によってはトリートメントやコンディショナーを先につけてからシャンプーで頭皮だけを洗うのが一般的なことも。ヨーロッパではこの方法がすでに定着しています。
こんな方におすすめ
トリシャンは肌でたとえるなら、敏感肌や乾燥肌をしっとりと健康な普通肌に導くようなイメージ。そのため、健康的な肌や潤いを与えてしまう脂性肌には不向き。よって、オイリーヘアやもともとハリコシのある方、まだキューティクルがツヤめいている20代前半の若い方には不向きです。
・ カラーやパーマをしている
・ 毎日ヘアアイロンを使う
・ 切れ毛、枝毛などダメージが気になる
・ ドライヘアである
・ うねりやクセが出てきた
・ 髪が細くなってきた
日ごろヘアダメージが気になっていてなおかつ、1つでも当てはまったら「トリシャン」すべし!
「トリ→シャン」の4ステップ
ステップ1. 湯シャンで汚れをオフる
最初にお湯だけで髪と頭皮全体を予洗いします。じつはこれだけで全体の6~7割の汚れはオフできると言われています。
ステップ2. トリートメント塗布
ダメージが少ない場合は根20cm、多い場合は根元10cmを除いて毛先までトリートメントを塗布してなじませます。
ステップ3. 洗い流さずシャンプー塗布
塗布したトリートメントは洗い流さずに、次にシャンプーを泡立てて頭皮に塗布し、頭皮マッサージをしながら地肌を洗います。このとき、トリートメントがついている所は洗わなくてもOK。
ステップ4. お湯で一気に洗い流す
最後はお湯で一気に頭皮から毛先までしっかりと洗い流します。ここで髪に残っていた3~4割の汚れも流れおちます。そのあとはいつものようにアフタートリートメントをお好みでつけ、ドライヤーで乾かすだけでキシキシ髪を卒業!
まとめ
ロングでダメージ髪の著者もトリシャンの仕上がりがしっとりすぎてすっかりハマってしまいました。さらに気づいたのが洗い流しは1回で済むので時短にもつながって一石二鳥と言うこと! 簡単なのに毛先は潤い、地肌はスッキリするなんて……トリシャン効果、さまさまですよ。さっそく気になった方からトライ! トライした方から美髪に変身!!