年末年始はイベントシーズンに加え、忘年会・新年会などで「お酒」を飲む機会がいつもよりも増える時期。そこで気を付けたいのが肌! 皆さんはお酒を飲んだ翌朝、肌の調子が悪いと感じたことはありませんか?
じつはお酒を飲めば飲むほど、肌トラブルが発生するからなのです。
お酒を飲むと肌荒れする!?
お酒を飲むと肌は保水力を失い、水分が蒸発しやすくなり肌は乾燥状態に……。さらに過度な飲酒をした翌朝の肌は、ヒリヒリしたり赤みがでるなど刺激を感じやすくなることも明らかに。飲んだあとの肌はこんなにも肌トラブルにとって好都合の環境になってしまうのです。
(カネボウ化粧品の飲酒前と飲酒翌日を比べた水分蒸発量・皮膚感受性調べより)
<お酒を飲むことで起こる肌トラブル一覧>
・ 目の充血
・ 肌のくすみ
・ 青クマ
・ 赤み、かゆみ
・ 毛穴の開き
・ 唇の乾燥
・ お腹を壊す
これらを起こさせないためにも、飲んだ翌日にきちんとケアをしてクリアな肌状態にすることが大切です。
飲んだ翌朝にやるべきこととは?
起床したら汗を出す
お酒を飲んだ翌日にしなくてはならないことがアルコールをいち早く体内から排出すること。普段よりも少し早く起きて、足湯や朝風呂で血行を促進し代謝をアップさせましょう。
また、顔がむくみがちになるのでホットタオルを顔に2~3分のせるとスッキリ!
美白ケア
お酒を飲んだ翌日はメラニン生成が活発になるため、体の内側からもケアしてあげることが大切。抗酸化作用の高い朝食に美白ドリンクやサプリできちんと美白ケアを(例:フレッシュなサラダ、イチゴスムージー、ビタミンCのサプリメントなど)。
フェイスマッサージ
お酒を飲んだ翌朝のパンパン顔のむくみにはマッサージが最適。スキンケアをなじませるついでに顔のマッサージも一緒に行います。ポイントは目のまわりはこめかみへ、その他の頬やフェイスラインは耳のうしろ付近にあるリンパへ流すように行います。わずか2分程度で溜まった毒素が排出され顔のむくみが改善します。
冷やしスキンケア
ほてった肌にてきめん! お酒を飲んで赤みやほてりを感じたら肌を冷やして鎮静することが大切。冷やしスキンケアにすれば、鎮静と保湿の両方ができて◎。とくに炎症が強い部分には保冷剤で冷やして。
飲んだらやっちゃいけない行動!
×メイクしたまま就寝
飲んで帰ってくると今すぐ布団にとび込みたい気持ちになりますよね。しかしメイクしたまま寝るとアルコールで敏感になった肌は酸化した皮脂や環境汚染物質で肌ダメージが倍に!
帰宅してからすぐ寝てしまうクセのある方はメイク拭きとりシートを寝室に常備しておくべし。
×シートパック
お酒を飲むと乾燥するからといっていきなりたっぷり保湿をしたりシートマスクをすると水分補給で顔がむくむだけ! まずは、デトックスが最優先です。
×顔のコロコロローラー
顔のむくみに効果的なコロコロローラーですがお酒を飲んだ翌朝はNG。なぜなら水分過多の顔にコロコロをすると負担が大きくなり逆効果。むくみの悪化や炎症につながります。上記にもあるホットタオルや入浴でむくみはオフすべし。
まとめ
楽しむ場にはお酒は不可欠! けれどお酒を飲むほど肌トラブルが発生する実態……。これらを頭に入れておけばお酒を飲んだあとのケアで肌ダメージもなかったことになりますよ。
とはいえ、肌のためにも健康のためにも飲みすぎは注意です。