鏡を見ていたら「え、シミ?」。ひとつ発見すると、じょじょに濃く、数も増えてしまうもの! 肌タイプでシミが出にくい人もいますが、どんなにケアしてもシミができてしまう人も。シミ、色素沈着の原因といえば紫外線ですが、紫外線対策してもシミが増える場合は“女性ホルモン”が乱れている可能性大!
ケアしてもできるシミ、女性ホルモンが原因?
女性ホルモンのエストロゲンは、年齢とともに誰もが低下していくものです。とはいえまだ20代なのに、30代になったばかりなのにシミが気になる~! という方は、強いストレスや疲労によってエストロゲン低下が加速していることも。くすみ・黒ずみなども同じように、「エストロゲンの低下→メラニンが増えてしまう→シミが増える」というメカニズムに。このまま黙ってシミが増えるのを待つだけなの? とあきらめることはありません。自分でできるセルフケアを意識して、これ以上シミが増えないようにアプローチしてみましょう!
シミをストップさせるセルフケア術3つ
1: 肌代謝をアップさせる“ビタミン”をとる
周知の事実ですが、まずは紫外線対策を徹底させましょう! 紫外線によってお肌の新陳代謝がダウンすると、顔全体のシミが目立つようになってしまいます。新陳代謝、抗酸化作用を高めるためには「ビタミンC」の補給が大切です。ローズヒップティーやキウイなど自然由来のビタミンCは吸収率が良くオススメです。
ビタミンCと合わせてとりたいのが「ビタミンE」と「ビタミンB群」。ビタミンEは血行をアップして細胞の酸化を防ぎ、代謝を活性化します。アーモンド・ごま・かぼちゃ・オリーブオイルなどに多く含まれています。ビタミンB群は代謝アップ、肌荒れやむくみを防ぎます。玄米・アボカド・バナナ・オレンジ・かぼちゃ・アスパラガスなどに多く含まれています。
2: シミに効く“ごま”を食べる
ごまは血行を促進して、細胞の酸化を防ぐ「ビタミンE」を多く含んでいて、デトックスを助ける働きをします。食物繊維も多く、便秘予防・冷え改善・子宮のうっ血を防ぐなど女性にうれしい効果もたくさん! もちろんシミを抑制する効果も期待できます。炒ったゴマをみそ汁に加える、ふりかけにするなど普段の食事にたくさんとり入れてみましょう!
3: 美白化粧品で優しいケアをする
女性ホルモンの低下によるシミは、無理なピーリングや強い化粧品を使うと逆効果になることも。刺激になって、ますますシミが増えてしまいます。セルフケアでは、美白化粧品を穏やかに使うよう心がけることが大切です。合わせて肌代謝が高まる美白マッサージでシミ抑制効果を高めましょう。
スキンケア時にできる! 簡単美白マッサージ
1: 両手の指先を軽く伸ばして、アゴの下に添えます
2: 軽く押しながら、両手の指を耳の付け根までスッと移動させます
3: 両手の指をほほ骨の下から、沿うようなイメージで、内側から、左右のこめかみまで移動させます
年々増えるシミを少しでもおさえたい! そんな方は日々のセルフケアを大切に。紫外線予防だけではなく、食べものや美白ケアでシミができにくい肌をつくりたいですね。