肌の好調子をキープするために大切なのが今回のキーワードでもある「睡眠」。ぐっすり眠った翌日、なんとなく肌の調子がいい! と感じたことはありませんか? それは質のよい睡眠がとれた証拠! 睡眠は眠るだけで美しくなれる簡単アンチエイジング法なのです。
質のよい睡眠をとるために
就寝前にリラックスして副交感神経を優位にすることで、質のよい睡眠になります。交感神経を刺激するテレビやスマホ、PCは避けましょう。また肌を若返らせる成長ホルモンは夜10時~2時のあいだに分泌されるので、その時間には眠るようにしましょう。これらに気を付けることで、肌にいい睡眠をとることができます。
美肌のポイントは就寝前が大事
質のよい睡眠にするには、就寝前のすごし方が大切。就寝前に行う行為によって質がよくなることも悪くなることも……。これらを習慣化して睡眠の質をあげて美肌を目指しましょう。
入浴をする
38~40度のぬるま湯で20分~30分ゆっくり半身浴・42度のお湯で10分程度の全身浴で体を芯から温めて心と体をリラックス状態に。冷え性の方が半身浴をすると上半身が冷えてしまう結果もあげられているため、肩に蒸しタオルを置いたり全身浴がおすすめです。
照明を落とす
クラシックやヒーリングミュージックなど、気持ちが安らぐ音楽を聴くと脳からアルファ波が出てリラックスすることができます。クラシックが好みでない方は好きな歌手のバラードなど落ちついた音楽でも◎。
癒し音楽を聴く
ストレスから来る脱力感は体が重くなったり、まるで重たい何かを背負っているよう。そんなときには、すぐその場で出来るストレッチをしましょう。ストレッチは体の隅々に血液が流れるようになるので、一時的に脱力感から解放され、軽い体に!持続するにはこまめなストレッチが大切です。
散歩やジョギングもおすすめですが、オフィスなどで手軽に出来る肩を回す、足首を回すなどを定期的に行うのが良いでしょう。
ストレッチをする
体をほぐす程度のストレッチをすると緊張がゆるみ、手足の先まで血行促進するので体がポカポカして寝付きやすくなります。ゆっくりと肩をまわしたり前屈する程度の簡単に行えるもので効果抜群。冷え性で眠れない方は必須。
※激しい運動は脳を覚ましてしまうのでNG
呼吸や瞑想をする
呼吸法は心のリラックスだけでなく酸素をとり入れ体の血行促進にも効果的。吐く息を長くしたり、腹式呼吸もおすすめ。目を閉じて一日の反省をしつつストレスと一緒に息を吐いたり、明日の目標を作ってそれを吸い込むなど。
アロマやハーブティーをとり入れる
アロマテラピーやハーブティーは心と体を両方整えられます。ラベンダーの精油をハンカチに垂らして枕元に置いたり、寝る前にカモミールティーを飲んで心も体もリラックス。薬やサプリと違って副作用もなく自然免疫も高められるため、自分に合ったアロマやハーブ選びをしてみては?
まとめ
美容家の君島十和子さんも以前、テレビごきげんように出演されていたさいに、肌のために睡眠は大切にしているとおっしゃっていました。美容に効果的な睡眠は質が大事! もちろん、寝不足も寝溜めもNGですよ。
寝る前のリラックス法を毎日習慣化することで体が「これから寝る時間なんだ」と察知するようになり眠りにつきやすくなります。自分なりのリラックス法を見つけて質のよい睡眠を目指しましょう。