無事に年を重ねていくことは幸せなことなのに、外見の老化(エイジング)はやっぱり嫌だ! というのが女心。しかしそこで必死になって高額なエステに依存したり、年齢をとることを否定したりしても意味がありません。いつまでも“20代前半の自分”ではいられないのですから……。
では私たちができることってなんでしょう? それは日ごとからの習慣に気をつける、これにつきます。ドラスティックな変化ではないかもしられませんが、日々の小さな積み重ねこそ最高のアンチエイジングになるのです。そんなすぐにできる習慣をぜひ覚えておき、実践していきましょう!
野菜中心の食生活と毎日のヨガを実践する
旬の野菜を豊富に食べ毎日マイルドなヨガを行う、そんなシンプルなことがアンチエイジングにつながります。カリフォルニア大学の研究によれば、肉を食べる量を減らし、ヨガのようなストレス解消のためのアクティビティを行うことで、老化をスローダウンさせるテロメア(染色体末端部位)の長さが5年で10%伸びることが判明しているのです。
逆にこうした習慣を持たない人はテロメアが3%短く、老化現象もはやく進むと考えられています。
スポーツや運動で週に3回汗を流す
毎日長時間椅子に座りっぱなしで、ほとんど体を動かさない人と、定期的にスポーツや運動をしている人では体力も精神的な若々しさも違ってきます。週に3回は体を動かしてしっかり汗をかくようなアクティビティを行うようにしましょう。ジョギング・激しいダンス・ボクササイズなど、思いっきり汗を流すのはストレス解消にも最適です。
ケチャップやサルサなどで、コラーゲン生成力アップ!
英国ニューキャッスル大学の研究者たちによれば、ケチャップやサルサなどトマトを加工した製品を大さじ5杯ほど食べることで、肌のコラーゲン生成力が高まり、日焼けによるダメージに対する保護力も5週間で33%アップするといいます。その効果のヒミツは、トマトを加工することにあります。
加工することで抗酸化作用のあるリコピンが体内に吸収されやすくなるのです。
積極的に友だち付き合いをしていく
SNSもいいですが、やはりリアルに友だちと会い積極的に人間関係の輪を広げていくことが、いつまでもアクティブで前向きなマインドを養ううえで欠かせません。人と会わなくなったり孤立したりするのは孤独感を深め、うつやストレスの原因にも。
それよりも自分をよく理解し、一緒にいて楽しめる仲間との時間をたくさん持てるように心がけましょう。
アンチエイジング効果の高いハーブやスパイスをふんだんに使う
塩分や脂肪分をひかえ、ヘルシーな食生活を送るためにも、食事にはハーブやスパイスをふんだんに使うようにしましょう。ハーブやスパイスには少量でも優れたアンチエイジング効果が認められるとして、大きく注目されています。
たとえば、小さじ1杯のシナモンにはブルーベリー1ケースに相当する抗酸化物質が含まれていると言われています。シナモンはその香りから甘いものへの誘惑を抑える効果もあると言われており、ダイエットにも役立ちます。ほかにも独特の香味がクセになるコリアンダー(パクチー)などもおすすめです。
睡眠は7時間程度を目安に!
体が健康的に機能するためにも睡眠は欠かせません。とはいえ長すぎても、短すぎてもダメ。理想的には7時間程度を目安としましょう。カリフォルニアの睡眠センターの100万人以上を対象とした調査では、睡眠時間が6.5~7.5時間の人がもっとも長生きしていることが判明。ぎゃくに8時間以上や6.5時間以下の人は寿命も短くなっているといいます。
いかがでしょう? こうした習慣を普段から意識しているだけで、加齢のスピードも変わってくると思います。ストレスを感じない範囲で、やりやすいことから始めてみましょう!