いつか愛する人と結婚して幸せな家庭を……と夢みる乙女は多いはず。でも現実の結婚生活がそれほど甘いものでないことは、昨今の離婚率の高さからも明らかだと思います。愛し合って結婚したはずなのに、安定した関係を築けないまま破局に至ってしまうのではなぜなのでしょう、そしてどうすればそれを防ぐことができるのでしょうか?
たったひとつのシンプルなルール
そのために覚えておきたい、たったひとつのシンプルなルールがあります。それはずばり……
「結婚生活に対する、期待や甘い思い込みを取り払ってしまうこと」
に尽きます。私たちは“生涯愛しあうことを誓った相手”との結婚に、バラ色の生活を期待しがち。
・誕生日や記念日はかならず覚えていてくれる夫
・家事や育児も積極的にやってくれる夫
・妻の仕事に理解を示して惜しみなくサポートしてくれる夫
・人並み以上の収入のある経済力のある夫
そんな自分の理想像を相手に投影していませんか? そしてその理想像と現実の彼が一致しないとき、どうしようもなく落胆、失望してしまうのです。そうした“がっかり”が日々積み重なっていき、やがて関係の修復ができないほど大きな幻滅感になっていきます。
「世界で一番愛する人」=「パーフェクトな人間」ではない
縁あって、愛し合い、結婚相手として選ぶ相手、彼のことをあなたは心から愛しているはず。でもどんなに愛している相手とはいえ、彼もひとりの人間、落ち度のない“パーフェクト”な男性ではありません。一緒に暮らすようになれば、ささいな欠点や、気に障るようなクセ、習慣も目につくようになることでしょう。でも自分の選んだ相手は、完全無欠な人ではないことをよく覚えておいて。
結婚生活のなかで、相手に失望することは日常茶飯事だ
家事を手伝ってくれない、仕事が忙しすぎて全く家庭を顧みない、結婚したとたんやさしい気遣いをしてくれなくなった……。結婚生活が続くなかで相手に対して失望を感じることは山のようにあります。それはどんなに仲良く見える夫婦だってきっと皆同じ。でも相手に失望したからって、結婚生活を諦めたり、投げ出したりすることはないのです。幸せな結婚生活に大切なのは、愛情だけではありません。地味だし、見逃されがちですが、“相手の欠点や短所を許し、受け入れる”ことも同じくらい大事だし、必要なことなのです。ついつい夫や彼にイライラしたり、怒りをぶつけそうになったとき、ぜひこのことを思い出してみて下さい。
それにハリウッドのおしどり夫婦として有名なメリル・ストリープも、「人生にとって大切な価値観さえ共有できていれば、誰がゴミ出しをするか、なんてささいなことに過ぎないわ」という発言をしています。
あまり高い期待や思い込みの理想像を相手に押しつけず、相手のことも自分のこともさらりと客観的にみることができる、そして不満なところよりお互いのいい部分をポジティブに評価できる、そんな素質こそ幸せな結婚生活のレシピなのでしょう。
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▽ 参考記事(海外サイト): Why you should lower your marriage expectations right now