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今は大人だけじゃないスマホ依存は子どもの成長も妨げる

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子どもからお年よりまで、今ではみんなスマホを持っていますよね。平均してスマホを見る時間はおよそ3時間といわれていますが、年齢が若くなるほどにスマホを見る時間は長くなっている傾向があるようです。スマホのブルーライトは目にも悪いといわれていますが、それだけでなくさまざまな障害がでてくる可能性も。

どんなときにスマホを見ている?

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スマホはSNSの閲覧やLINEで友達とおしゃべりなど、今では手もとにないと不安にかられるほど依存している人がほとんどですよね。しかし、ヒマな時間にスマホを見ているだけ――と思いきや、食事をしながら・歩きながらなど「ながら」見をしている人がけっこういます。ヒマな時間ではなくなにかをしながらスマホを見ていると、食事に集中できず食べた気になれなかったり、歩きながらスマホを見ることでの衝突トラブルによりひとさまに迷惑をかけることが増えています。これらもスマホ依存による障害のひとつといってもいいかも。

スマホを見るだけで首に負担が

スマホを見ることによって、じつはとても首に負担がかかっています。そもそもスマホを見るときに、目の高さにもってきて見ている人はあまりいないもの。どうしてもうつむき加減になるため、首の骨にとても負担がかかるようです。通常、人の頭は首や背中などの筋肉によって支えられていますが、うつむくだけで頭の重さ以上に多くの負担が首にかかってきてしまいます。首や肩コリの原因も、このうつむき加減など姿勢の悪さからきているともいえます。

負荷の重さがすごいことに……

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通常頭の重さは4Kg~6Kgといわれています。少しうつむき加減になると15度ほど頭が傾きますが、それだけで頭の重さの2倍、首に負担をかけることになります。スマホを見ているときの首の傾きは、30度~45度くらいといったところでしょうか。その場合18Kg~20Kgの重さが首にかかることになるそうです。もし、テーブルなどにおいた状態でスマホを見たり、真下をむいた状態でスマホを見ていると、首の角度は60度以上になります。そうなると25Kg以上の負荷が首にかかることに。子ども一人分といっていいくらいの重さがかかり、首の負担はすごいことになっています

成長の妨げにもなる

子どもの頭の重さは大人とは違えど、体の大きさや筋肉などの違いを考えると負担は一緒。通常、首や背中はS字をかいて湾曲していますが、うつむき加減の体勢を長くつづけているとS字ラインがなくなってきてしまいます。「ストレートネック」といって、首のS字がなくなることで頚椎(けいつい)がまっすぐになることです。ストレートでもじつはこの状態はゆがんでいる状態。このままではゆがんだまま成長することになってしまいます。ストレートネックになると、頭痛や不眠、吐き気などさまざまな症状を引きおこしたり、病気になりやすくなってしまいます。
お子さんが健康に育つように、スマホ依存にならないよう教育してあげるのも親の役目かもしれませんね。そういう大人側のあなたも、ストレートネックに気をつけてくださいね。

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