体は疲れているのになぜか眠れない、布団に入ってもなかなか寝つけない、眠りが浅く途中で起きてしまう――こんなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか? こんな日が何日も続いてしまうと、不眠症になる危険性があります。ですが、普段の生活をちょっと変えるだけで安眠効果を得ることができるんです。
今回は、質のよい睡眠が得られない方にやってほしいことをいくつかご紹介します。
寝る前にアロマでリラックスする
ラベンダーやカモミールなどのアロマは寝る前に非常に効果的です。リラックス効果を得られますので、脳がしっかりと睡眠の準備に入ってくれます。寝室やリビングに置いて、寝る1時間前からアロマを使用してみましょう。
部屋の明かりをキャンドルライトにする
リビングや寝室の光りは刺激が強く、脳が起きてしまいます。寝る前には部屋の明かりをキャンドルライトなどの間接照明に切りかえましょう。
ぬるめのお湯で入浴をする
人は体温がさがったときに眠気を感じます。熱いお湯に入ると体がポカポカして眠くなるイメージがありますが、実際はその反対で目が冴えてしまうのです。寝る1時間前にぬるめのお湯で入浴をすると、ちょうど寝るころに体温がさがり眠気が自然とやってきます。
朝起きたら朝日を浴びる
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、寝はじめの3、4時間後に分泌がはじまります。このメラトニンは、傷の治癒や体力の回復など、体の再生をしてくれる重要なホルモンです。そしてこのホルモンは、朝日を浴びることで分泌がピタッとストップします。それから約14時間後にまた少しずつメラトニンが分泌されるようになりますので、朝日を浴びることで睡眠時間のサイクルができあがるのです。
朝起きたら必ずカーテンを開けて、まず朝日を浴びる習慣を癖づけましょう。
軽いストレッチ、ヨガをする
寝る前に激しい運動をすると体温があがりすぎてしまい寝つきが悪くなります。汗をかかずに少し体温をあげるには軽いストレッチやヨガが効果的です。ぬるめの入浴後ストレッチをすれば、約1時間後には自然と眠気がやってくるはずです。
まとめ
なかなか眠れない方は、どこかで体に刺激を与えている可能性があります。寝る前にテレビやスマホを見るのも、目が冴えてしまうので控えるようにしてください。夜に運動をしたい方は、寝る前ではなく夕方~夜にかけて行うと睡眠にも影響されません。
すべてではなくても、2、3個とり入れてみるだけで睡眠の質がグンとよくなります。ぜひ試してみてくださいね!