季節の変わりめ、気候が変わりやすい季節はお肌の調子が悪くて困る……。お肌は常に一定の調子ではありません。季節の変わり目や体調、環境、気候の変化によりお肌のバランスがくずれて、不安定な状態になってしまうことも。いわゆる「ゆるぎ肌」になってしまい、一時的に敏感な状態になることも少なくありません。気候が変わりやすい今の時期は特に注意が必要です! 今回は不安定なお肌状態を良好に! 一時的な敏感肌を改善する方法をご紹介していきたいと思います。
湿度、温度の急激な変化にお肌のゆらぎが発生!?
昨日までは調子がよかったのに、今日は肌荒れが気になる。今まで使っていた化粧品が合わなくなる。――お肌が不安定な「ゆらぎ肌」になると、いつもと同じケアをしているのに、お肌全体がカサカサしたり、ときにはかゆみをともなってしまうことも。これはお肌の「バリア機能」が低下しているサインです!
お肌のバリア機能って何?
そもそもお肌のバリア機能は、わずか0.02mmの角質層が担っています。そしてその薄い角内では、水分を抱え込んだ細胞がレンガのように積み重なっていて、細胞間の脂質がそれぞれの細胞をしっかりとつなぎとめて、外的なダメージからお肌を守っているのです。
外的環境の急激な変化や乾燥・紫外線などにより、バリア機能は低下してしまいがち。すばやくお手入れしないと刺激を受けやすい肌になり、さらにお肌が「あれる」→「ゆらぐ」という悪循環に陥ってしまいます。特に、気候が変わりやすいこの季節は、変化に体がついていけず、免疫力が落ちて敏感肌をつくる原因になりやすいものなのです。
お肌が敏感なときは、シンプルなライトケアが一番!
お肌が敏感に傾くときには、新しい化粧品などを試すのはおやすみ。合わない化粧品の使用や間違ったお手入れのせいで、ますます敏感肌になってしまうこともあります。お肌が敏感になってしまったときは、まず低下したバリア機能をなるべく刺激しないようにシンプルなお手入れが必要になってきます。
バリア機能アップには保湿が大切
弱ってしまったバリア機能を回復するためには、「保湿」こそが、とっても重要なポイントになります! まずは、肌全体がお手入れを受け入れるだけの力にまで回復させなければいけません。そのためには、リッチなスペシャルケアはNG。敏感肌用の低刺激スキンケア用品を使ってみましょう。お肌が乾燥すると、ますます敏感に傾くので、化粧水、乳液などシンプルなケアでも潤いをチャージすることは忘れないようにしましょう!