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レイニ―の「英会話 恥の数だけ上手くなる! 」その15

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2003年、19歳で私は人生で初めて大きな壁にぶつかりました。前に進むために沢山考え、悩みました。今回のコラムは壁にぶつかった時の自分との向き合い方、乗り越え方についてお話したいと思います。

人生で初めての敗北

優勝を目指して挑んだ2003年度の「ミス日本コンテスト」で私は結局準ミス日本に選ばれました。(詳しい経緯は前回のコラム14を参照)
それまでの人生あまりに自分の思い通りになりすぎていた為、あそこまで悔しい思いをしたのは初めてでした。でも同時に、本気で戦って誰かに敗れたのも初めてでした。あそこまで本気で戦ったからこそ負けたのが心底悔しかったのです。今となってはその時の経験は人生での財産ですが、当時は感情を思いのままにだし、今思い返すと周りの方々に相当ご迷惑をお掛けしたおと思います!(笑)

次の目標に向けて打ち込む日々

その後すぐにアメリカに戻り、アメリカの大学に入る準備に取り掛かったのです。芸術大学演劇科を目指していたので、その準備とはオーディションの為にモノローグと歌を準備する事。同時に高校3年生であった私には大きなイベントが待ち受けていました。それは、学期末に行われる1年で一番大きなミュージカルの舞台のオーディション。卒業公演ということもありかなり気合が入っていました。帰国後一週間もすればあまりの忙しさにミスコンでの悔しさは自然と薄れていました。何か本気で打ち込めることがあった事に感謝ですね。

ネガティブな感情の芽生え

しかし、その頃から私の中で何かが変わり始めていました。それまでの「努力すれば必ず結果は出る」と言う気持ちから、ミスコンを機に「これだけやってもうまくいかなかったらどうしよう」と、ネガティブな気持ちに変わっていったのです。ここから負のサイクルがスタート。まずは、ミュージカル。なんと、卒業生なのにキャストにさえ選ばれなかったのです。理由は「単に今回はアジア人が出てくる話ではない。」と言う事。納得するしかなかったものの、ミスコンに続き、この結果は本当にショックで更に自信を失いました。

大学に落ち続ける日々

更には、受けた大学全7校のうち5校に落ちました。理由は「あなたの英語には、若干のアクセントがあるから、あなたにネイティブの役は与えられない。」と、全学校が一貫して私のアクセントについて指摘してきたのです。心の中は大荒れでした。どうしていいのかが分からず、このアメリカで過ごした3年間がなんだったのかと思うと、不甲斐ない気持ちでどうしようもありませんでした。

コンプレックスは個性!?

自信がないまま挑んだ最後の大学のオーディション。ここは私の第2志望の学校。一人でボストンからカリフォルニアに向かいました。自分の番を迎え、まずは自己紹介、モノローグ、そして歌。その間たったの5分。最後に「何か私達に質問は?」と聞かれたので、私は正直に自分の思いを伝えました。「私は自分の英語のアクセントにコンプレックスがあります。これまでその理由で全ての学校にも落ちてきて、本当に自分に自信が持てなくてどうしていいかがわからないんです。」と。すると先生から思わぬ一言が。「アクセント、それはあなたの武器でありあなたの個性よ!レイナ、ようこそ!CalArtsへ!」

教訓「壁にぶつかった時は違う角度からその問題を捉えてみる」

全ての自信を失いかけていた私に一筋の希望の光が指しました。大学にも無事合格!今思えばFrank Bennet(その時の先生)が神様に見えたな~。(笑)
壁にぶつかった時は違う角度からその問題を捉えてみる。そうすると解決策は必ずあると今ではそう思っています。2003年は大きな壁にぶつかり、しかしそれを乗り越え私を大きく成長させてくれた年でした。


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