べたつくのに乾く……夏の肌は紫外線や乾燥、冷房の風当たりなどさまざまなストレスに曝されています。また、汗をたくさんかくので思った以上に体のなかは水不足になっています。あなたは普段、1日にどのくらいのお水を飲んでいますか? 体の水分が不足すると便秘の原因になったり、乾燥肌の原因になったりすることもあるようです。水の飲み方を見直して、夏の美肌を目指しましょう。
ビールやアイスコーヒーの飲み過ぎに要注意
ついつい暑くてビールやアイスコーヒーなどの冷たい飲み物を飲み過ぎてしまっていませんか? ビールやコーヒーは体を冷やしますし、利尿作用が強い飲み物と発汗で脱水症状を引き起こすことがあります。ビールを飲んだら同じだけの常温のお水を飲むのが効果的です。冷たいものはなるべく飲み過ぎないようにしましょう。
寝起きにゆっくりお水を飲む
就寝中には汗で多くの水分が奪われています。朝、時間がなくてゆっくりお水を飲む時間がなかったりする方もいるかもしれませんが朝の水分補給はお肌にとっても大事です。紫外線や冷房などこれから1日ダメージを受ける肌のためにしっかりと水分を補給してあげましょう。白湯で補給するのもオススメです。
一気に飲むのではなく、こまめに飲む
ペットボトルを常備してちょっとずつ飲むのが良いようです。喉が乾いてか飲むのでは既に水不足になっているという説もあるので、こまめに摂取しましょう。また、なるべく体温に近い温度の方が胃に負担がかからないようです。夏バテで胃が弱っているのであれば白湯を水筒に入れて少しずつ飲むようにすると負担が少なく効率的に水分摂取できますよ。
自分にあったお水を飲む
以前、モデルがダイエットのために飲んでいるということで超硬水が流行った時期がありましたね。女性の多くがコントレックスのピンクのキャップのペットボトルを持っていた時代がありました。今は、ありとあらゆる種類の水が売っているのでなにを買えばいいのかわからなくなることがあります。1日だけだとわからないので、1か月ずつくらい試してみて自分の体調の変化を記録してみると合ったものが見つかりやすくなります。
オススメは生理周期に合わせて試してみる方法です。月経開始日から飲みはじめて体調の変化を記録してみると自分にぴったりと合ったお水が見つかるかもしれません。また、その日の体調によってもおいしく感じるお水は違います。普段は硬く感じる硬水も体がミネラル分を求めている時は美味しく感じたりするものです。何種類かの水を用意しておいて、その日に美味しいものを飲むようにするのがベストです。
1日2リットルが適正といわれていますが、体質や慣れによってその人に適した水の量は違うようです。お水の飲みすぎは腎臓に負担がかかり、逆にむくみの原因になってしまうこともあります。雜誌やテレビなどの情報に踊らされすぎず、自分にあった方法を見つけて美肌を目指してくださいね!