「甘えベタで……」という悩みを抱えている女子がいます。「どうやって甘えたらいいのかわからない」「気をつかって全部自分でやってしまう」のが理由だそう。いったいなにが問題なの? と尋ねると「彼が自分に興味をなくしている」というのです。はたからそのカップルを見ていると、彼が彼女に興味を失っているようには見えないのですが、彼女のなかで感じる不満が現実をそう見せているのでしょう。
「甘えベタ」をいいかえると「なかなか素直に振るまえない不器用ちゃん」ということになるのでしょうか。素直にならない歯がゆさも含めて、恋している女の子って可愛いなぁなんて個人的には思うのですが、それでもやっぱり上手に甘えられる女の子のほうが、自分だけでなく彼のこともハッピーにしているように見えますよね。というわけで、ナチュラルに彼に甘える方法を考えてみました。
「甘え」と「依存」の違いって?
「甘え」ときくとよく勘違いして、依存したりワガママをいうことだと勘違いして嫌悪する人がいます。このふたつの違い、わかりますか? 「依存」が相手の負担になることだとしたら、「甘え」は相手を上手にたてることです。「依存」が自分だけをもっと愛してほしいもっと認めてほしいという欲求だとしたら、「甘え」は相手をもっと知りたい相手をもっといい気持ちにさせたいという欲求になります。
上手に甘える女の子は彼の得意分野を知っています。彼が「頼られたい」という部分でここぞと頼ることができるので、結果的に彼をたてているのと同じことに。誰だって得意なことで頼られて嫌な気はしませんよね。反対に「気をつかって甘えられない」という甘えベタな人は、彼の「頼られたい」という気持ちを知らずにふみつぶしてしまっていることがよくあるのです。
日常でできる「甘え」のシーンって?
電球をとりかえてもらう
王道ですが、高いところにあるものをとりかえてもらったりするのもひとつの手段。いつもは自分でできるけれど、得意ではないということを伝えておきましょう。「自分には難しいからやってほしい」と素直に頼ってみてくださいね。
扱いの難しい家電の使い方を教えてもらう
家電やパソコンの使い方って女子には難しかったりしますよね。もちろんこれに限った話ではなく「得意分野の知識を教えてもらう」というのも有効です。知らなかったことを教えてもらえるのは楽しいし、好きな人のものならなおさら興味がわくもの。存分に頼ってみるのもいいですね。
地図を読んでもらう
方向音痴で道がわからないこともあるでしょう。そんなときこそ彼にお願いしてみましょう。もちろん誘導してもらったら「さすが(男の子)だね!」といった言葉も忘れずに。
「甘え」は「依存」とは違います。上手に甘えられると、これまで以上に彼のことを頼もしく思えて一石二鳥です。たまには素直になってみるのも楽しいですよ。