夏になると話題になるのが脱毛! ……ですが、繊細な顔の脱毛をしている人はそう多くはありません。だったら顔の毛はどうするの? と思ったあなた。自宅で、しかもかみそり1本でワントーン肌を明るくする方法があるのです。それが顔全体の「シェービング」。しかし、繊細な顔のシェービングはただ剃るだけでなく、いかに肌にダメージを与えずキレイに剃れるかのポイントがあります。本日は夏に向けてのシェービングの基本をお伝えしていきます。
シェービングの下準備の基本
用意するものはシェービングに使用するカミソリ1本。選ぶ際のポイントとしては、刃先が繊細であればあるほど、細かな産毛もしっかり剃れるのでおすすめ。肌負担を考えるなら敏感肌用など優しいものをセレクトしましょう。また剃る前にやるべきことは、クリームや乳液で肌をなめらかに整えておくこと。乾燥した肌は表面がボコボコしていたり、刺激に敏感になったりするため、刃の滑りが悪くなったり赤みの原因に。必ず下準備をしてからシェービングを開始します。
正しいシェービングのポイント
1. 必ず毛の流れに沿って剃る
肌に負担をかけず安全にシェービングを行うには、毛が生えている方向に沿ってカミソリを滑らせるのが絶対条件! 毛の流れに逆らうと肌を痛めます。またおでこや頬など、広い面から行なって手を慣らしてから細かいパーツにとりかかると失敗しませんよ。
2. 肌をピンっと伸ばして平らに
肌に少しでもシワやたるみが寄っていては、キレイかつ安全に剃ることはできません。手で肌を軽く引っ張りながらシワやたるみを伸ばして肌を平らにして行うのがベスト。刃の滑りがよくなるのはもちろん、刃当たりも均一になり肌負担も軽減・仕上がりも満足できます。眉の下や口周りなど細かいパーツも必ず手を添えて肌を伸ばしましょう。
3. 45℃に当ててなでるように
刃は立てすぎず寝かしすぎずが理想。だいたいの方は自然と45℃の角度で持てているので難しく考えずにOKです。あとは刃に近い部分を持つとグッと力が入ったときに肌に負担になってしまうため刃に近い部分を避けて軽く持ち、力を入れずなでるように剃ることを心掛けて!
4. 肌が赤くなったら冷やす
カミソリで剃る=摩擦で熱を起こすことになるので、丁ねいを心掛けても敏感肌の人は赤くなりがち。そんなときは濡れタオルでクールダウンさせて肌を落ち着かせましょう。肌質問わず、顔のシェービングをする際は前もって冷やしたタオルを冷蔵庫に入れておき、終わったと同時にクーリングするのが理想です。
5. アフターケアも忘れずに
終わった後はかしこまったケアをしなくとも、“化粧水で水分補給をして乳液で蓋をしてあげる”といった通常のお手入れでOK。さらに1か所剃るごとにローションでこまめに保湿することで、より低刺激でシェービングすることができます。
まとめ
皆さん、眉や口周りはシェービングしたことはあっても顔全体のシェービングをした経験は少ないのでは? 美肌がメリットのフェイシャルシェービングをすることで顔全体がワントーン明るくなり、キレイな素肌が手に入ります。今年の夏は顔の脱毛も自宅で楽しみましょう。