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レイニーの「英会話 恥の数だけ上手くなる」その25

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今の季節、海辺をドライブなんて最高に気持ちいい!あー、そんな事を考えていたらロスに住んでいた頃に毎日綺麗な夕日をバックにビーチ沿いをドライブしてたっけ。そう、ロスは車社会なので1人1台は車を持っていて当たり前。しかし、19歳からロスの大学に通い始めた私は運転免許を持っていなかったので、スーパーに買い物に行く時でさえも、友人の車に乗せていってもらわなければならず、いてもたってもいられなくなり念願の車の免許を取ったのですが。。私の「運転 恥の数だけ上手くなる」ストーリーをシェアします。

アメリカではすぐに運転できる!?

日本は車の免許は18歳以上から取得可能ですが、アメリカでは16歳から車の免許を取る事が出来ます。(州によっては14歳の所もある)その際、日本のように学校に通わなくてはいけないのですが、もし18歳以上で免許を取得する場合はめちゃくちゃ簡単なんです。自分で常識的な部分は勉強するだけでオーケー、簡単なペーパー試験をし、それに合格すれば仮免許がもらえちゃいます。そうすると、5年以上運転歴を持つ人を助手席に乗せていれば運転の練習が路上で出来ちゃうのです。高速道路まで走っていいのです。そうなんです、恐ろしいんです。私も最初は当時付き合っていたボーイフレンドに手伝ってもらい、彼の車を借りてまずはエンジンをかける所から。あ、もちろんミラーセットや云々カンヌンやって、アクセルよりブレーキの方が大きなペダルな事も初めてそのとき知る訳ですよ。日本の教習所だったら1から丁寧に教えてくれるんだろうな、と考えると自分が運転する事が恐怖でしかありませんでした。とりあえず私は、誰もいない駐車場で運転をし始めたのでした。

2週間後には実践試験!

初めてハンドルを握ってからたったの2週間後に実践試験の予約をしてしまいました。なぜなら教習所は常に予約でいっぱいなので、そこを逃すと次は1ヶ月半後まで空いていない、と言われたので、1日でも早く免許が欲しくて自分で車を持ちたかった、という欲張りわがまま小娘な私は迷わずその日に。なので、2週間毎日学校後は練習練習。でも、すっごく楽しかったんです。車の運転って未知だし、運転しているという行動が大人に感じられて。1週間が過ぎた頃、路上での運転は慣れて来たので高速も走ってみたり。彼には「そんなに焦って免許を取ろうとしなくていい」とさんざん言われましたが、おかまいなし。あっという間に2週間が過ぎていきましたとさ。

実践試験の結果はまさかの!?

アメリカは左ハンドルで右車線を走る、という日本とは全く逆の運転事情。とはいえ日本で運転した事なかった私には関係ないのですがね(笑)
さて、いよいよ夢にまで見た実践試験の日。50代位の渋い真面目そうなおじさんが私の教官。厳しそうなので、絶対にそう簡単に免許なんてとらせてくれる訳がないと思っていました。友人にも「免許が取れるかは教官次第」と言われていたので、内心、「ハズレかな」と思ったり。とりあえず、焦らず丁寧に丁寧に運転していたら「君の運転はスローすぎるよ。これでは路上では迷惑だ!」「そこは、止まれだろ!」「止まってから左右を君は見たか!」「曲がり方が大きすぎる」と、やる事なす事全て駄目だし。もう落ちたも同然と思っていて結果を待っていたら、「君はCalArts(私の通っていた大学)に通っているようだけど、専攻は何だい?」「あ、演劇です。」ぽつりと私。「つまりは、女優を目指しているというのかな?」「あ、まあ。」「それじゃあ、君を次に見かける時はスクリーンの中でだね、おめでとう、合格だ!」と、彼はサングラスを外し握手をして来たのです。ドラマかよ!と突っ込みたくなるかっこいい渋いMr.教官は私に合格をくれたのでした。

欲張った結果

やったーーーーーーー!!と大喜びの私!こんなに免許取れたくらいで喜ぶか?というMr.教官。いやいや、当時の私にしてみれば免許を取る事で世界が1つ開ける訳ですから最高の気分だった訳ですよ。免許取得と同時に、HONDA Civic15年落ちの中古車もゲット。とってもコンパクトで可愛いブルーの愛車でした。
それからは、必要以上に出かけてはとにかく運転を楽しみたくってずっとドライブしていました。そこには自分だけの空間があり、それがまた新鮮で本当に嬉しい瞬間でした。とはいえ、喜んでいたのも束の間、免許取得そして車をゲットしてからたった1週間後にその悲劇は起こりました。調子に乗っていたんですよ。私は。ちょっと運転もこなれて来たかななんて思っちゃって。お気に入りのミュージック口ずさみながら、目の前には赤信号で止まっている車。しかしその頃は自分の車の幅を、まだあまり把握できておらず、そのままのスピードで左レーンに入り込めるかと思いきや、次の瞬間全てがスローモーション。右のサイドミラーがポンッと音を立てながら吹っ飛び、右半分ベシャリ。そうです、車幅を把握できていなかった私はそのまま車右半分ごと前に止まっている車に突っ込んでいったのでした。幸い、スピードもそんなに出していなかったので、双方に怪我はありませんでしたが。。車が衝突した瞬間、前の車からは”What a Fu××”(ふざけんじゃねーよ)と聞こえ、次の瞬間大柄な2人の黒人が車から降りて来たのでした!しかし、あまりのショックにその場で泣き崩れた私を見た2人は、小さなアジア人に同情してくれ優しく接してくれたのでした。二度と同じ経験はしたくはないけれど、この経験のお陰で必要以上に安全運転を心がけられるようになったのは本当に良かった!

教訓「運転 恥の数だけ上手くなる」

それからというもの、5年間毎日運転し続けました。もちろん事故はゼロ!きっと神様が小さな事故位起こしておかないとこの子は周りが見えないまま、欲張りのまま進んでいっちゃう!と思って下さったんでしょうね。不幸中の幸いでしたが、あの小さな事故のお陰で、その後大きな事故を起こす事なく、我が身を振り返れたのでした。でもね、事故を恐れて運転をさけていたらいつまでたっても運転は出来るようにならないじゃない!私はあの経験があったから、もっともっと運転を練習していかなくてはと思えました。何事も学ぶ過程においては同じですよね。英語だってそう。失敗を恐れて話さないでいたらいつまでたっても英語は上手くならないですものね。なんでも「恥の数だけ上手くなる」という事です!


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