1年で最も紫外線が強くなるこれからの季節。UVケアは万全にできていますか? 紫外線は老け顔の原因No.1! シミ・シワ・たるみ・くすみ・乾燥などエイジングサインの8割は紫外線が原因だといわれています。紫外線をできるだけ浴びないためには、日々のUVケアが大切です。今回は意外と知らない日焼け止めや防止、サングラスなどの正しい使い方をチェックしていきましょう!
やりがち。紫外線ケアの落とし穴7つ
1.日焼け止めの使用量が少なすぎる
日焼け止めを使っているのに、効果が感じられない。その原因は「使用量」が少ないせいかも。
顔から首まで日焼け止めを塗る場合は、クリームタイプで指の長さ2本分が目安だといわれています。え、そんなに!? と驚きますよね。表示のSPF/PAの効果を得るには、それほどの使用量が推奨されているのです。ベタつきが気になる場合は、日焼けしやすい頬や鼻などの部分に厚めに塗るのがオススメです。
2.朝塗ってそのままは危険!
朝のケアで日焼け止めを塗ったから大丈夫、と夕方まですごしていませんか? 日焼け止めは汗で崩れたり、紫外線を浴びると効果が下がるため、2時間程度しか効果が持続しません。ということは2時間ほどで塗りなおしをしなければいけないのです。仕事中や外出時など忙しくて無理……と思いますが、UV効果を含むファンデーションやフェイスパウダーをこまめに塗りなおすだけでも効果的です。ミストやスプレータイプの日焼け止めの活用も◎。
3.まだら塗りがシミのもとに!
しっかり日焼け止めを塗っているつもりでも、塗り方がまだらになっていることは多いもの。顔はガードしても、手や足の甲、首などがおろそかになっていませんか?
体の一部分で浴びた紫外線も、実は全身のシミにつながります。露出する部分には、日焼け止めをしっかり。また日傘や帽子、UV手袋なども使いましょう。
4.日傘は30cm以上、顔から離すとNG!
日傘をさすと直射日光の90%をカットすることができるといわれています。でも肌が傘の布から30cm以上離れてしまうと斜めから紫外線が入り込んで、UVカット率は40%以下になってしまうことも。できるだけ顔に近づけてさすように心がけたいですね!
5.濃い色のサングラスは逆効果!?
「目から浴びた紫外線もシミのもと」といわれています。目から紫外線が入ると、脳は紫外線から体を守るために、全身でメラニンをつくれ! という命令を出して、全身シミの原因になってしまいます。
そこで、サングラスや紫外線防止効果のあるメガネを使うと、目に入る紫外線を9割もカットできるそう。注意したいのは、サングラスの色選び。レンズの色は濃い方がいいよね……と思いきや、濃い色だと目の瞳孔が開いて、逆に紫外線が入り込みやすくなるといわれています。実は薄い色の方が効果的なのです。
6.帽子のつばは7cm以上ないと意味なし?
日傘をさせないときには、帽子で紫外線予防をする方も多いですよね。帽子を選ぶ際には、つばが広めのものが一番です! 7cm以上つばがあると、顔に当たる紫外線をカットすることができます。また洋服の色選びにもひと工夫。ホワイトカラーが着たくなる季節ですが、濃くて黒っぽい色の方がUVカット率もアップします。