現代女性にとってネイルはもはやファッションの一部になりつつあります。アパレル関係勤務の女性は爪をキレイにしていることはマナーだという人も。しかし、そんな華やかなネイル、続けることでカビが生えた……なんてトラブル聞いたことはありませんか? 残念ながらネイルを休まず年中続けていると、結末がそうなる場合も少なくありません。特にこれからの時期はカビが大好きな湿気が漂う梅雨! ネイルが輝く夏に健康な爪でネイルをのせられるよう、梅雨の間はネイルをお休みして美爪を育ててみてはいかがでしょうか?
梅雨はネイルを休めるいい機会!?
ジェルネイルはオフするときやファイリングで爪表面を削り、どうしても爪表面が薄くなりがち。ジェル自体は問題なくても爪にじゅうぶんな厚さがなければネイルの持ちが悪く、ネイルチェンジする頻度も増え、爪にますます負担がかかって不健康爪まっさかさま。それだけでなく、不衛生にしていることでカビが生えたり、爪が薄くなることで爪が裂け変性したり、巻き爪の原因に。そしてこれからの梅雨は菌が繁殖しやすく、爪も不衛生になってカビなどのトラブルも増加する時期です。梅雨はネイルを休める絶好のチャンス! 一年の中でも特に夏のネイルは盛り上がりますよね。そんな夏直前に自爪を労わりネイルを休ませて美爪に整えておくのが賢いオシャレではないでしょうか?
梅雨時期に行いたい美爪ケアとは?
爪の周りは保湿をして柔らかさを保つ
爪の周りは保湿をして柔らかさを保っておかないと角質化のもとになります。また、不要な角質の汚れは菌の大好物のためカビの原因にも。ハンドクリームや爪用保湿クリームなどで手先までしっかりと保湿をしましょう。特に甘皮部分の真ん中に位置する爪母(そうぼ)はこれから生えてくる爪の健康を左右する重要なところのため念入りに保湿を!
梅雨をいい機会に休める
ネイルを繰り返し、爪の免疫力が落ちると剥離しやすくなります。そしてその浮いた隙間から水が入り込むと菌の増殖を招きカビ爪の原因に。梅雨をいい機会にネイルをお休みし、毎日の手洗い、水周りの家事やお風呂後などにとにかく水分を残さないことも大切。タオルで手を拭くとき、意外に手のひらしか拭いていない人は多いです。手の甲はもちろん、指の間、爪部分の手先までしっかりと拭くこと。
甘皮は処理せずそのままで!
ネイルをするとき必ず処理するのが甘皮。しかし日常では余分な甘皮を見つけ次第、自分でケアしてとり除いていませんか? 実は美爪のためには甘皮を処理してはいけないのです。美爪に大切なのは甘皮だと医学博士である野田弘二郎先生が述べていました(マキア2016年7月号より)。ネイルスクールの教科書にも書かれている甘皮は取り除くということは大きな間違いなんだそう。甘皮は爪を作る爪母を守る役目があり、爪が外へ伸びてくる最初の部分を保護する重要な役割を果たしているため、専門知識のない人がただ処理をしてしまっては健康な爪が生えてこないのです。美しく健康な爪を育てたいならば甘皮もささくれも放置して保湿だけを念入りにするのが一番!
いかがでしたか? 梅雨のネイルは休めるが吉! 普段ネイルを続けている人は健康な爪へ戻すために……夏に輝かしいネイルをするためにもこの時期に美爪を目指してケアしてみてはいかがでしょうか?