前回に引き続き、屋久島での不思議な体験のお話。前回はもみの木さんから、メッセージをもらいます。今回は不思議な仙人との出会いのお話です。
さらに山の奥へと
メッセージを山の生き物や縄文杉に伝えることで、私の役目は終わったと思っいそろそろ引き返そうと思ったのですが、息子に「ここまで来たのだし、もう少し登ろうよ」と言われました。そして、精霊さんたちにも、「もう少しだよ」「頑張って」と言われたので、私はもう少し登山を続けることにしました。
すると、神聖なスポットに到着しました。そこは、大変に気持ち良いところで、岩に座りながら、ここは凄いなぁと感じ、ここまで登ってきて本当によかったなあと改めて思いました。周囲の木を見上げると、宮崎アニメの精霊のような存在たちがふわふわと踊っていました。その場所があまりに気持ち良いので、私は深呼吸や気功の体操をしていました。
仙人との出会い
しばらく、気持よく精霊と戯れながら、気功体操をしていると、「よく来たね。」とういう声がどこからか聴こえてきます。辺りを見渡すと、なんと仙人が座ってるではないですか!仙人は穏やかな笑顔で、大変品の良いお爺さんの姿でした。私が仙人に精霊さんやもみの木さんの話をしたところ、「よくやってくれました。」と喜んで頂き、他にもたくさんの話をしました。
もちろん、息子や一緒に来た、息子の友人には、仙人は見えないため、私がひとりごとを言っているように映ります。「どうしたの?」と息子に尋ねられ、「仙人と話してるのよ」と私。息子は慣れているので、友人に説明し写真撮影など周りの探索に行きました。話も弾み、少し日が落ちてきました。仙人から「日が暮れる前に早く山を降りなさい。と言われ、「どうも有難うございました。とお礼を言って、その日は山を降りました。
屋久島からのプレゼント
そして東京に戻り、数日たったある日のことです。瞑想中に、屋久島での思い出を回想していたところ、突然、白い霞のようなエネルギーに身体が包まれました。私は、これは屋久島の仙人のエネルギーだと、その瞬間、解りました。このように、旅先からエネルギーを頂くことがしばしばあります。
しかし実際にもらった時は、いつ、どんな時に使うエネルギーなのかは解りません。感覚的な話なのですが、お客様の施術中に、「あ、今だ」といったような気付きが起こり、そのエネルギーがどんなものなのか解ります。屋久島の仙人から頂いたエネルギーは、執着からの解放のためのエネルギーだと解ります。現実社会を生きていて沢山の人と接していると、わだかまりなどが生まれることがあります。そういった、負の感情を水に流すようなエネルギーを仙人からは頂きました。また、エネルギーを頂いたのはその日だけではありません。最近も、施術中に、屋久島の精霊さんたちに頂いていた、森と水のエネルギーの使い方に気づきました。自然に触れると私達は気分が健やかになり、様々なことに気付かされます。ありのままの山や森を保つ努力をしていかなければいけないですね。